ルーティングプロトコルについてのまとめ

IGPsとEGPs

AS内で使われるルーティングプロトコルの総称.
IGPにはOSPF,IS-IS,EIGRPなどがある.

ASとASを繋ぐときに使われるルーティングプロトコルの総称.
BGPやEGPなどがある.

RIP(Routing Information Protocol

  • ディスタンスベクタ型(ホップ数だけで考える)
  • 520/udpを使用
  • 小〜中規模向け
  • 各ルータは隣接ルータのみ把握
  • レギュラーアップデート(約30秒間隔)とトリガードアップデート(変更検出時)ではルーティングテーブル全体を広告
  • 無限カウント問題の恐れ→スプリットホライズンやルートポイズニング(ポイズンリバース)で対応
  • メリット
    • 仕組みが簡単→実装が容易→実装が多い
  • デメリット
    • 収束(コンバージェンス)が遅い
    • ネットワーク最大15ホップまで
    • リンクコストを考慮しない
  • RIPv1
    • ブロードキャストで広告
  • RIPv2

OSPF(Open Shortest Path First)

  • リンクステート型(帯域幅とか含めたコストで考える)
  • 89/ip(IP上で動作.プロトコル番号が89)
  • 中〜大規模向け
  • 各ルータはネットワーク全体を把握
  • 最短パスツリー(Shortest Path Tree)作ってルーティング
  • メリット
    • 収束が早い.ループ発生の心配なし
    • レギュラーアップデートがないので通常トラフィック軽減(実は30分に1回アップデートするってゆう…
  • デメリット
    • 仕組みが複雑→実装が少ない

IS-IS

  • リンクステート型
  • OSPFと似てるけどちょっと違う
    • BDRがない
    • エリアの概念も違う

EIGRP